中田選手の早すぎる引退

葉山たけしさんが中田英俊さんの引退について書いている。葉山さんは中田選手と知り合いだったんだね。

葉山さんは、中田選手の早すぎる引退のひとつの要因として、次のように推測している。
「メディア・リテラシーのない一部の人（結構多いと感じる）はどんな報道も鵜呑みにし、純粋なアスリートやアーティストをたびたび傷つけてしまう。・・・そう言うものは必ず存在するのも確かな事だ。その中でひでは良く頑張って耐えたと思うが、それが彼の選手寿命に少なからず関わった事は想像に難くない。」

聞く方は悪気のない無邪気な好奇心からでも、いやそれだからかえって、聞かれる方にとっては迷惑な話で、それを煽るのがマスコミだ。そんな常識がない「メディア・リテラシーのない一部の人（結構多いと感じる）」たちが「純粋なアスリートやアーティストをたびたび傷つけてしまう。」。アスリートやアーティストたちと交友のある葉山さんの言葉だけに重みがある。「プロフェッショナルとして”「打ち込む人の気持ち」が少しは解るだけにとても残念。」

「アーティスト」といっても葉山さんが坂井泉水さんのことを意識しているのではないと思うが（そう信じたい）、つい
♪何故そんなにたくさん聞きたがるの？（Hypnosis）
というZARDの歌を思い出してしまう。

マスコミに登場する中田選手はぶっきらぼうだが、ある時葉山さんは「超有名選手のその繊細な気配りにとても驚いた」という。そしてそのエピソード、「尊敬する日本で最も偉大なサッカー選手、中田英寿との忘れられない大切な宝物のような思い出」が語られている。熱い思いが伝わってくる文章だ。

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