アートとしての「音楽葬」

坂井泉水さんの「音楽葬」、残念ながら私は行けなかったが、報道やファンが書かれたものを読むと素晴らしいものだったと思う。

それから1週間経った今、一歩引いて冷静に「音楽葬」を振り返ると、それ自体が「アート」だったんだなという気がする。
ZARDの「音楽」。「ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜」のジャケットの赤、青、白のトリコロールをイメージしたという「花」。それに「香り」。
そこに現出していたのは、単に美しいだけでなく、聴覚、視覚、嗅覚を動員させた非常に独創的な空間、「音楽葬」でもあり、「香花葬」でもあるような、坂井さんとファンの思いに相応しいアーティスティックな空間だった。


4万人が参列したという数の面だけでなく、アートとしての見事さという点でも葬儀の歴史に記録されて良いのではないかと思う。

行きたかったな・・・。