ZARDの資料を探しに国会図書館へ

先日、ZARDの資料を探しに国会図書館に行った。しかし、持っているか、読んだことのある資料ばかりで、雑誌記事にしても坂井泉水さんが亡くなった後のメジャーな週刊誌記事が幾つかあるだけというプアなありさま。我が国の文化政策の貧困さが情けない。ZARDの文献に関しては国会図書館より私の方がずっと上だ(笑)。


探していた資料はなかったが、1点だけ見たことも聞いたこともない資料があった。「NEWS WEEK 日本版」2007.7.4に掲載された1ページのコラムである。なかなか興味深い内容なので、後日紹介したいと思う(スキャンして掲載できれば楽なのだが、それは著作権に抵触する。)。


今日はZARDとは無関係だが、国会図書館に行くついでに行ったところを書いておく。


1.皇居東御苑
武道館のある北の丸公園の南側にあたる。東京のど真ん中の素晴らしい庭園なのに、東京人でも行った人は多くないだろう。http://www.kunaicho.go.jp/11/d11-03.html
東京駅から入り口の大手門まで歩いてもすぐだが、無料巡回バスに乗りたくて(笑)バスで行った。無料とは思えない立派なバスだったので感動してしまった。http://www.hinomaru.co.jp/metrolink/marunouchi/index.html 
読売新聞社前で下車。途中に平将門首塚があったので立ち寄る。ここはネットで検索すると面白いが、あえてコメントは控える。


2.国会議事堂
新国際ビルまで巡回バスに乗り、地下鉄有楽町線で永田町へ。
国会(参議院)は1時間ごとに見学ツアーがあり親切に説明してくれる。http://www.sangiin.go.jp/japanese/taiken/bochou/kengaku.htm
巨費を投じて作られたことはわかるのだが、アメリカの田舎の某州の議事堂の方がインパクトあったな(笑)。
そうそう。出口から道路を挟んだ向かい側に庭園がある。今回は行けなかったが、機会があれば行ってみたい。


3.最高裁判所
議事堂の隣が国会図書館、さらにその先に最高裁がある。1日1回の見学ツアーの時間に合わせて行ったのだが、前日までに電話で予約が必要だと断られた。国会の方は予約不要で1時間ごとに案内してくれるし、フレンドリーだっただけに、この官僚的対応にはカチンと来た。空きがないというならわかる。何が「開かれた裁判所」だと思ったが、窓口担当者は忠実に職務を果たしているに過ぎないから、言っても無駄だ。http://www.courts.go.jp/saikosai/kengaku/e_course.html
見落としていたが、確かに前日までに予約せよと書いてあるな。なお、見学と傍聴(裁判公開の原則〜憲法上の権利)は違うので、念のため。


4.国会図書館
この付近にはコンビニもないし飯を食うのに困るが、図書館の食堂が利用できる。食うだけでも図書館の入館カードを作らなければならないのが面倒だが(笑)。
CDはZARDもかなり充実していて自由に聴ける。「録音資料」として扱われているのには笑ってしまうが、聴く目的を書かされるのには困惑する。聴きたいから、ではダメで、何らかの調査・研究目的を具体的に書かなければいけないらしい。
私は「70年代プログレッシブロックの傾向を調査するため」とか何とか書いてピンクフロイドを聴いた(笑)。http://www.ndl.go.jp/


最高裁の見学ができなかったのは残念だが、あちこち行った割には慌ただしい感じはない。皇居東御苑以外は1か所に固まっているので効率的にのんびり回れたからだろう。とくに皇居東御苑はゆったりと散策できて良かった。きっとつつじの季節はさぞ見事だろうな。また行ってみよう。http://tokyoite.biz/year/04/koukyohigashigyoen_tutuji/page01.shtml
なお、施設は全部無料、身分証明書も事前申し込みも不要(最高裁を除く)だから、気軽に行ってみて良いところだと思う。