坂井さんからのメッセージ

WEZARDのファンクラブ・サイトが更新されている。(「2009.9.10更新」とあるが、「2009.10.10更新」である。)
アップされたのは坂井泉水さんの2つのメッセージで、そのひとつ2001.10.10付けの「愛が見えない」と題するメッセージは、いわゆる9.11、つまりその1ヶ月前のワールドトレードセンター攻撃と米国の報復戦争を受け、こうした愛が見えにくい時代「だからこそ、私は歌を創る必要があると思います。」という言葉で結んでおられる。


正直なところ、私はこのメッセージをすっかり忘れていたのだが、あらためて読んで「私は歌を創る必要がある」というその強烈な使命感に驚かされた。報復の連鎖の幕開けという時代背景も当然あるけれども、単にそれだけではない。


重要なのは、このメッセージが発信されたタイミングである。「ZARD第2章」のスタートとなる34thシングル「さわやかな君の気持ち」がリリース(2002.5.22)される約半年前なのだ。既に坂井さんの中では「ZARD第2章」が始まっていて、まるで「復活宣言」のような意気込みが感じられる。


時代背景と「第2章」への意気込みがそうさせたのではないかと思うが、坂井さんがこれほどはっきりとなぜ歌を創り、歌うのかを語られるのは初めてだろう。
個人レベルの恋愛というよりも「大きな愛」のために・・・。私にはそうおっしゃっているように響く。



Music Freak Magazine、まだゲットできず。いつもの店に置いていなかったのだ。
MFMのサイトには来年1月からのことが書いてあるのだが、さて、どうしようかな・・・(笑)。
http://www.mfmagazine.com/