1970年代

doaの "deadstock" を聴いた。昔良く聴いたCSNYのカバーが多くて懐かしいのだが、同時に最近こういうハモリを前面に押し出したロックの曲を聴いたことがなかったので、とても新鮮な感じがした。

8月8日の日記で引用したMusic Freak の記事(徳永暁人さんのインタビュー)によれば、最近70年代のロックが関心を持たれているようだ。徳永さんは「ものすごく可能性が含まれている宝箱」だと言っているが、まさにその通りだと思う。ただ、私の考えでは本当にロックが輝いていたのは60年代の終わりから70年代前半までだが。

生物の進化の系統図(系統樹)によれば、種というのはある時期に爆発的に増えるらしいけれど、それとよく似たことが起きたのがその時代なのだと思う。

"deadstock"を聴いていると、「Woodstock」のDVDを見たくなるし(笑)、CSNYの傑作アルバム「Deja Vu」も聴きたくなってくる。また、ジャニス・ジョップリンのツアー・フィルムが公開されるということで、これも見たい(笑)。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/aug/o20040808_20.htm

60年代の終わりから70年代前半までに青春を過ごした世代というのが人口的には一番多いのだから、ビジネス・ターゲットとしても有望なはずと思うのだが、ちと我田引水っぽいかな(笑)。それはともかく、この時代のロックに興味が持たれることは大歓迎であるし、嬉しいことだ。

我がZARDもこの辺の曲をカバーしてくれないかな〜(笑)。