名前の価値

昨日の日記にZARD、B'z、倉木麻衣という名前のことを書いた。実態としては(たぶん)いずれもプロジェクトだが、B'zと倉木麻衣は(グループと個人という違いはあるが)コアメンバーの名称として、またZARDの場合はコアメンバーの名称ではないためプロジェクト名として認識されるということになる。

これらの名前が商標(ブランド)として登録(権利化)されているかどうかを調べてみると、ZARD、B'zは株式会社ビ―イング、倉木麻衣は株式会社ギザが商標権者として登録されている。つまり、これらの名称はいわば「会社の持ち物」なのである。ZARD、B'z、倉木麻衣がプロジェクトであるということと、どこかで関係するのかもしれない。

有名な名前は単なる記号やプロジェクト名ではなくて、ブランド(商標)、すなわち識別力を持つ価値であり、また他人の使用を排除する権利だから、大切な財産として登録(権利化)しておかなければならないのである。

商標登録されているかどうかの調べ方を書いておこう。

特許庁の「特許電子図書館
http://www.ipdl.jpo.go.jp/homepg.ipdl

商標検索→称呼検索を選択。称呼検索画面へ。

次のように入力する。

称呼:全角カタカナ (例:クラキマイ)
区分:41

検索結果が件数表示される。(上記の例だと5件)
「一覧表示」をクリック。

類似のものを含めて幾つか表示されるので、それらしい登録番号をクリック。
(なお、「区分」は41でなくても該当するかもしれない。)

「サカイイズミ」や移籍した「オオグロマキ」はどうなっているか、気になる方は検索してみてください。