「今日はゆっくり話そう」を予約

ZARDの新曲「今日はゆっくり話そう」を予約してきた。もう発売日まで1ヶ月をきっているんだよね。
TUTAYAで曲名言わずにZARDの新曲の予約をしたいと言ったら、予約カードがちゃんと曲名入りでアウトプットされて出てきた。つまり、もうショップの受け付け準備は整っているわけだ。

予約なんかしなくても、と言う人も多いと思うし、私も以前はそう思っていたけど、今ではするようにしている。それはこう考えているからだ。*1

CDの販売量はレコード会社のCDショップからの受注で決まる。予約が多ければ、ショップの発注量に多少なりとも影響するはずだ、と。

基本的にCDはCDショップの買い取りで、売れなくても返品できないから*2、ショップは仕入れ枚数決定には神経を使う。

ショップは、レコード会社からの情報や販促策、これまでの経験等をベースにイニシャル(発売時のショップからの発注枚数を指す業界用語)を決めるわけだが、たぶんユーザーの予約状況の情報もカウントに入れられるのではないだろうかと想像する*3

タイミングも重要だ。CD発売間じかになると、レコード会社からショップに『受注書』を発送されるそうだ。それがレコード会社に返送されると、イニシャルが確定する。だから、それまでに予約をしておけば、イニシャル、つまりショップの発注量に多少の影響を及ぼすことができるかもしれない、ということになる。

まー、どれだけ効果があるのかわからないけど、どうせ買うなら予約してから、どうせ予約するなら早い方が良い、ということは言えるのではないかと思う。

*1:一部推測があるので正確ではないかも知れないが、明石昌夫さんの「音楽を作る売るという仕事」(リットー・ミュージック刊)をベースにした。

*2:少しでも多く売りたいのはレコード会社もショップも同じだが、ショップとしては在庫を抱えるリスクは避けたいから、レコード会社の思惑とおりに仕入れたりしないかもしれない。もちろん、仕入れを少なくして在庫切れになれば、みすみすお客を逃がしてしまう。

*3:このイニシャルはとても重要で、イニシャルが多ければ売れれば儲かるし、売れ残ると困るから、店頭でコーナーを作ったり、ポスターを展示したりするなど、目立つ扱いにしてなんとか売ろうとするわけだ。