絵画

日記のタイトル画像を変えてみた。前の絵と同様モネの絵から取った。

はっきり覚えていないのだが、坂井泉水さんは好きな画家として確かモジリアニやルドンを挙げていたような気がする。私も好きだから使いたいのだけれど、モジリアニは肖像画、ルドンは花の絵が多くて、こういう横長の画面に向いた絵はなかなか無い。

モネ。いかにも日本人好みだし、好きだと言うと自分が平凡な人間だと告白しているようでちょっと恥ずかしい気がしたものだが(笑)、やっぱりすごい画家だよね。わりと最近、その良さをしみじみ感じるようになった。

誰かが書いていたのだが、パリの街へ行くと最初はとてもきれいに見えるそうで、それはパリを描いた絵(例えばユトリロ佐伯祐三あたりか?)を通してパリを見てしまうからだという。しかし、そこに住んでみると、だんだん汚いものが目にはいってくるようになるそうだ(笑)。

その真偽はともかく、絵画は世界の見方、切り口を示すものであることは確かである。それは詩も同じだ。日常の中に埋もれた現実、忘れかけた夢や未知の世界に気づかせてくれる。あとはこちらがどれだけ素直になれるか、だね(笑)。