ジョン・レノン・ミュージアム
2/24(金)、思ったよりずっと早く出張の用件が済んだので、前から行きたかったジョン・レノン・ミュージアムに行った。
坂井泉水さんもジョンのファンだったはずだなあ。来られたことあるのかな、なんて思いながら、JR「さいたま新都心駅」から歩く。入り口に置いてあったパンフレットを取ると、「世界から涙はなくならない。だけど、愛だってなくならない。」と書いてある。イキナリ痺れるじゃねーの・・・。
展示はジョンの生い立ちから生涯を辿っていく。リバプールの地図の中に、ペニー・レインやストロベリー・フィールズなどというおなじみの地名を見つけるとつい嬉しくなってしまう。しかし、一方、バックに流れるビートルズの様々な歌に時々じーんと来るのは、単に懐かしさだけからではなくて、その後のビートルズの解散やジョン・レノンの非業の死を知ってしまっているからなのかもしれない。
私にとって、ジョンの幼少期が詳しく紹介されていたことは意義深いものだった。「不思議の国のアリス」などを愛読したジョンは「自分が見える世界が他人には見えないらしい」と悩む多感な少年で、絵の才能も幼い頃からのものだったことがわかる。
ジョンが両親の愛に恵まれなかったことは「Mother」の歌詞などから知っていたが、ここに来て初めて具体的にはこういうことだったのかと知った。
Mother, you had me, but I never had you.
お母さん、ぼくを産んだけど、お母さんはぼくのものじゃなかった。
中学時代、ロックン・ロールにはまる。ジョンにとって(そして多分ポール・マッカートニーやジョージ・ハリスンにとっても)エルビスは神だった。初期のビートルズのロックン・ロールへの傾倒もよくわかる。
その後の成功の絶頂のさなかにあって、ジョンの感じた違和感。その苦悩、叫びをストレートに表現した「Help!」は、ある意味で転機となった曲なのかも知れないな。
http://music.yahoo.co.jp/bin/createlyricshtml?id=Y024457&aid=132351
もっと書きたいことがあるけど、とりあえず今日はここまでにしておく。