Music Freak Magazine

今日、Music Freak Magazineをもらってきた。


音楽葬の模様、リリースと追悼ライブの情報の他に、寺尾広さんが連載で書いておられるbluezzに坂井泉水さんの楽曲制作のスタイルがかなり詳しく書かれている。これが素晴らしい。


私は坂井さんの透明感のある、それでいて暖かな声、決して押し付けがましくならない歌い方が、聴き疲れさせない大きな要素だと思っているが、それに加えて、ZARDの楽曲が何故聴き飽きないのかには「秘密」があったんだねえ。いくつかのエピソードを交えながら、寺尾さんは音楽製作のプロの目でその秘密を書いているのだ。


坂井さんは時には1曲に100回以上のテイクを取るということだが、それは別にミスしたからではない。坂井さんが自分に厳しく、だから納得するまで妥協せずにいろいろなことを試しておられたのだ。それがよくわかる。このようなアーティストって他に居るだろうか。


読んでいて、本当に偉大なアーティストなんだなあ、と胸が熱くなったね。