追悼ライブ

坂井泉水さんが亡くなってから2ヶ月、「偲ぶ会」(音楽葬)から1ヶ月経った。一瞬、それが遠い昔のことのように思えてしまう時がある。何故なんだろうか。


9月の「追悼ライブ」は、いろいろ考えた末、結局大阪分のチケットだけを申し込んだ。実は大阪が当たっても、その時になってみないと行けるかどうかわからないのだが・・・。


しかし、どうも"What a beautiful moment Tour"の「再現」という言葉が引っかかるなあ。前にも書いたが、主役が居ないのに再現なんてあり得ない。「追悼」だけで十分じゃないか。6/26にZARDゆかりのアーティストによる「偲ぶ会」があり、6/27にはファンによる「偲ぶ会」があった。その別々に行われた「偲ぶ会」を今回ファンとアーティスト合同で行うのだと。そういうコンセプトなら、ファンの間でもっと抵抗感が少なかったように思う。


私にとっては、むしろ「再現」なんてやめて欲しいというのが本音。「再現」ではなく別の新しい形を指向して欲しいと思う。たとえば葉山たけしさんがとくに思い出に残る曲をギター1本のソロで聞かせてくれるとかね。「再現」なんて言ってしまうと、そうした自由度を狭めてしまう。そういう新しい形の追悼なら、今後、つまり一周忌や三回忌にも開催できるだろうし、そうして欲しいのだが。