コナン版「愛は暗闇の中で」
コナンのオープニングを聴いた。「愛は暗闇の中で」。このZARDの1stシングルのカップリング曲が、17年前のオリジナルのまま使われるのか、リアレンジされているのか、ちょっとどきどきしながら。
坂井泉水さんのボーカルで
♪愛は手さぐり 暗闇の中で
で始まった。
お、いきなりサビできたか。おや?コーラスが坂井さんのボーカルに被っていない。アレンジが違うな・・・。
オリジナルも疾走感溢れるビートだったが、それよりも更に攻撃的でハードなギターが坂井泉水さんのボーカルをグイグイ引っ張って行く。たたみかけるような、うねるようなドライブ感。おぅ〜、良いじゃん!かっこいい。コナンにも合っている。
今回のアレンジャーはNaifuのSCHONさんだが、そのギターには主張がある。単なる「伴奏」じゃなくて、ZARDの大きさに一歩も引かず真剣勝負って感じがする。これはなかなか凄いことなんじゃないかと思う。
バックコーラスは別のものに変えられている。坂井さんの声も違って聞こえるが、別テイクではないような気がする。エフェクトやリマスタの関係なのか。バックコーラスがグッと後に引き、坂井さんの声が前面に大きく出ているので、そう聴こえるだけかもしれない。
私はもともと(ハード一辺倒というのはどうも・・・だが)ハードロックは嫌いじゃないし、初期のZARDも好きだから、今回の更にハードなアレンジも全然抵抗感はない。ZARDの音楽の幅の広さをあらためて感じることができると思うのだが、ハードなZARDにあまりなじみのない人はどう感じるのか、気になるところだね。