「ZARD 坂井泉水 展」へ行った

昨日4/28(月) の福岡でのZARD “What a beautiful memory 2008”ツアーは盛況だったようで嬉しい。札幌に続いて「翼を広げて」が演奏されたということだ。


今日4/29(火・祝)、「ZARD 坂井泉水 展 “What a beautiful memory”」を見に行った。印象に残ったことを書いておく。ネタバレが嫌な人はここから先は読まないでください。


池袋駅付近の通路

会場の西武百貨店池袋本店ではビルから垂れ幕が下がり、随所にポスターが貼られていてワクワクする。


着いたのは1時過ぎだったが、かなり混んでいた。入り口で「ライブシアター入場整理券」をもらったが、4時51分開始の分で、別の予定がある私は断念せざるをえなかった(泣)。3時過ぎに再入場したのだが、更に混んでいて、その時点では既にライブシアターは最終回まで埋まってしまっていた。この分では平日でも入場が夕方ではライブシアターを見るのは難しそうだ。椅子席ではなく立ち席でも良さそうな気がする。



エントランスの坂井さんの簡単な紹介を読んでいると悲しみがこみ上げてきた。そして坂井さんがお好きだったという白いカラーの花が挿してあり、一層悲しみが募る。


再現されたスタジオでは、AKGのマイクや赤いトイピアノ、マグカップ、ヘッドホンがガラス越に見える。至近距離で見るのは初めてで、そこに坂井さんが居られたのかと思うと感慨深く、つい長居をしてしまった。


「言葉」のコーナーでは、VC(一部静止画)のモニターの上部に歌詞の一部が掲示されているのだが、入場者の視線はどうしても歌詞よりはモニターに行ってしまうようだ。素晴らしい歌詞の世界を伝えるのは難しいが、何とか工夫をして欲しいものだ。


なお、「永遠」の画像では、見事に?開いた青い車のボンネットのドアップに思わず笑ってしまった。この画像を入れたのはファンサービスかな(笑)?


特筆すべきは「負けないで」とともに「かけがえのないもの」の自筆歌詞(コピー)が掲示されていること。記憶している限りで書くが、間違いがあるかも知れないので、ご指摘いただければありがたい。
原稿の日付は3/24 泉水 となっており、「かけがえのないもの」が2004年のライブツアーの大阪(3/2)、東京(3/8、3/9)と神戸(4/5)の間の期間に書かれたものだとわかる。
更に青字で3/26 Friday checkd 泉水 と書かれ、2箇所に赤字で修正が入っている。まず、「勝ち組」には「ハメ方変更」と追記されている。これは「勝ち組なのかと」は8字、2番の「どうしているのかと」は9字だからかな?
もうひとつ、「(だんだん話に夢中)になって」には「メロ違い修正」とあり、コードが書かれているので、坂井さんがメロディー変更を要望したのだろう。


「かけがえのないもの」の原稿で私が一番気になったのは、最初に「O-226」と書いてあることだ。クラシックでは作品番号1なら「Op.1」と書く。Op.はOpus(作品)の意味だ。その意味なら「かけがえのないもの」は226番目の作品ということになるのだが・・・。


坂井さんの衣装が数点展示されている。Tシャツが意外に小さいのには驚いた。上半身は案外華奢だったのかも。しかし、坂井さんがふだん身に着けておられたものが展示されていると、かえって主人公の「不在」をリアルに感じてしまい、ちょっと辛い。


残念ながら、坂井さんの描かれた絵は展示されていなかったが、初めて見るものも多く、ファンにとっては満足できる内容と思う。逆にあまりZARDを知らない人には、多少マニアックなのでピンと来ないかもしれない。ただ、会場スペースはそう広くないので内容を絞り込むのはやむを得ないか・・・。


客層は70歳くらいではないかと思われるおばあさんも居たし、親子連れの小学生までとライブの時より更に広いような気がした。恐らくこの入りなら、西武側も満足しているのではないか。この状況が続けば、様子を見ていたかもしれない他の候補店も開催に踏み切るかもしれないな(だと嬉しいが)。https://www2.seibu.co.jp/wsc/010/N000021933/1528/info_d_pv