代々木ライブ その3

今日も代々木ライブの続きをダラダラと・・・(笑)。


ここでMC。坂井泉水さんの絵やアートフラワーの紹介(カメラが趣味だったことも)。坂井さんの絵には関心があったし、チラッとでも画像を見るのは初めてだったからとても嬉しかった(幸い、後で実物を見ることができたので、感想はその時に書こうと思う。)。


「突然」:FIELD OF VIEWへの歌詞提供曲のセルフカバー。私にはあまり悲しみを感じないで聴ける数少ない曲だ。


「眠り」:坂井さんの作曲。孤独感溢れる歌詞と坂井さんの優しい歌声に自然と涙が出てくる。


「素直に言えなくて」:これも坂井さん作曲。「眠り」とは対照的な初期のダークなハードロック。生演奏の迫力がすごい。


「愛は暗闇の中で」:MCで上木さんが紹介されたとき、私は緊張した。ファンの間では、今回の「翼を広げて」のカップリングとしてリリースされたこの曲が必ずしも好評ではなかったから(それは上木さんの問題ではなくて、曲作り、つまりプロデューサーの問題だが)、上木さんがどんな風に歌うのかと。
上木さんはそうしたファンのCDへの反応を知っていたのかどうかわからないが、私にはすごく緊張しているように見えた。大観衆だから緊張しただけかもしれないが。
ところが始まってみると、追加された4行はしかたないけれど、坂井さんの声に上木さんの声をかぶらせたのは後半の一部だけで、CDとはボーカル部分のミキシングが違い、坂井さんの声が前面に出ていたので、ホッとした。上木さん、ありがとう。ご苦労様でした。


「少女の頃に戻ったみたいに」:MCで大野愛果さんが紹介されて登場。ピアノのイントロが変わっていたのは大野さんのサービス精神かな?個人的には前のバージョンの方が好きだが(大野さん、ごめんなさい)、一瞬にして涙腺を決壊させてしまう大野さんのピアノは本当にすごい。
坂井さんが歌っているときもずっと涙は乾くことなく、とうとうハンカチのお世話になってしまった。


「もっと近くで君の横顔見ていたい」:いつもの淡々とした歌い方ではなく、思い切り情念を解き放った2004年のライブバージョンだ。あの時は、坂井さんの歌の言霊(ことだま)でライブ会場全体が異界に連れて行かれたような気がする。この歌には魅力を通り越して「魔力」がある。それを今回も感じた。


「かけがえのないもの」:坂井さん、それはあなたです、とファンは皆思っているはず。坂井さんが決して考えなかったことだろう。でも、それがこの歌の「真実」になったんだな、なんてことを泣きながら一瞬思った。



いよいよ明日は必見の一周忌追悼特別番組「ZARD坂井泉水の永遠の今」がオンエアされる。
テレビ朝日では24:30〜25:25だが、地域によって時間が違うから要注意。http://wezard.net/