WEZARD vol.43

会報WEZARD vol.43は先週の金曜日に届いていたのだが、なかなか書くゆとりがなくて今日になってしまった。


新しい会員証が入っていることは予想していたのだが、会員証の立派なケースも入っているとは(と思った)!透明な内袋を開けてみると、ケースではなくキーホルダーだったが、これだけで年会費以上の値段がすることは間違いない(笑)。なお、これは入会記念特典だから今後販売されることはないと断り書きがある。


キーホルダーには会員証と同様、坂井泉水さんの手書き文字の
There is no time like the present! Love... Izumi Sakai
という言葉が刻まれている。


英辞郎によるとこんな意味だそうだ。
http://eow.alc.co.jp/no+time+like+the+present/UTF-8/
"time"は坂井ワールドのキーワードだと思うが、後期では時間の感覚が変化してきているのかなとか、いろいろなことを考えてしまう。いずれゆっくり考えてみたいと思っている。


さて、会報で印象に残ったことをメモしておこう。
まず、松下麻由さんのインタビューが掲載されていることに驚く。松下さんは最も坂井さんの身近に居られた人のひとりで、坂井さんの素顔、お人柄を良く知る人だから。
有名な?坂井さん京都途中下車事件のエピソードが書いてあって、坂井さんは下車後しばらく新大阪だと信じこんでおられたらしいことがわかる。本人は真っ青だったと思うが、可愛いエピソードだね。


読んでいて一番嬉しかったのは次の部分だ。
こんな気持ちで仕事をさせて頂けるのも、どんな事でも「やってくれて当然!」などと思わずに「いつもありがとう」と言ってくださる坂井さんだからこそ!!です。


ビッグアーティストでありながら驕ることなく、周囲に気を遣い「ありがとう」の気持ちで接する。だからこそ、ZARDチームメンバーは坂井さんのためなら頑張ろうという気持ちになってしまうのだろう。そうでなければ坂井さんの制作への徹底的なこだわりにスタッフが付いていくのは難しかっただろうし、亡くなった後のツアーでのチームの結束と頑張りを説明することはできないと思うのだ。


"What a beautiful memory"の時の坂井さんの楽屋の写真も興味深い。いろいろなドリンクが机の上に用意されていて、全部飲んだら大変なことになりそうだけど(笑)、坂井さんが好きなものを飲めるようにという(松下さんの)配慮が伝わってくる。差し入れだそうだが、ユンケルがあったのは笑ってしまった。しかし、酸素エアチャージャーが用意されていたことからもわかるように、ステージというのはもの凄く過酷な仕事だから、ユンケルがあっても不思議ではないな。


大阪、広島、徳島の「ZARD 坂井泉水展」の舞台裏の話、とくに鈴木さんのこだわりが伝わってくるところなども面白かった。これも坂井さんのDNAなのだろうか。


(エンタルさん、コメントありがとうございます。こちらに移させていただきました。)