縁(ゆかり)の地巡り 3

昨日(7/30)の日記にある「MIND GAMES」のジャケと私が撮った写真には決定的な違いがあるのだが、お気づきだろうか。以下を読む前に、間違い探しクイズだと思ってよく見て欲しい。


実は私も書いてから気付いたのだが、テラスの青い柱の間にある白い縦木の数が、ジャケでは5本あるのに私の写真では4本しかないのだ。それに、上の白い横木がジャケでは少し円く張り出しているように見える。
ジャケ写のロケ地は別の場所なのか?それとも改装されているのか・・・?
私は途方にくれた。


そうだ!あの手がある。ひょっとすれば・・・と思って調べたら、あった〜っ!
これが以前のDONだ。http://web.archive.org/web/20000929042550/http://www.kds-n.com/don/
白い縦木が5本、横木の円みもわかる。DONで間違いない。やれやれ・・・(笑)。

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さて、次の目的地は横浜の山手234番館。これはジャケに使われたわけではないが「明日を夢見て」の頃によく使われた写真(左)のロケ地である。



上の写真の右端にあるレトロな電話ボックスも撮った(下の写真)。


いきなり横道にそれるが、私にとってこの坂井さんの写真は思い出深いものがある。「明日を夢見て」の発売前に、梅田スカイビル空中庭園でやっているZARDのホワイトデー・イベントで、初めて「明日を夢見て」を聴き、この写真を見たのだが、「明日を夢見て」の曲調があまりにもこれまでのZARDと違うので、良い意味で軽いショックを受けたのだ。初めてこの写真を見、曲を聴いたのがかなり特殊な場所であったことと、このショックがセットになり、鮮明に記憶に焼き付いている。http://f24.aaa.livedoor.jp/~rzard/LRZ/BLEND/ashitawo.htm


山手234番館へは逗子からJR横須賀線に乗って大船でJR京浜東北線に乗り換え、山手駅からバスを利用した。
(逗子から横浜山手地区に行く時は、このルートがオススメ。横須賀線東海道本線で横浜まで戻ってしまうと、山手地区に行くのに遠回りになり、下手をするとちょっとした山登りもしなければならなくなる。京浜急行も山手地区に行くには不便だ。)。


234番館周辺は洋館がたくさんあり、中に入れる所も多いので、のんびりと洋館巡りをしたいところではあったが、時間の関係で今回はここだけにして、バス停のある「海の見える丘公園」まで歩く。この公園は横浜港が見渡せて気分が良い。大桟橋や角のような形をしたインターコンチネンタル・ホテルが見える。2004年にZARDライブのあったパシフィコ横浜はその裏だ。ここは234番館に(たぶん)一番近い駐車場もあるから、坂井泉水さんもロケの時に立ち寄られたのではないだろうか。


「海の見える丘公園」からは通称「あかいくつ」というバスに乗る。「あかいくつ」は横浜港沿いに15分間隔で運行されている全線100円の循環バスで、ありがたいことに、これがこの公園から大桟橋の中まで行くのだ。
バスは途中で有名な中華街のそばを通る。坂井さんゆかりの地でもないし、時間もなかったから行かなかったが、機会があれば中華料理屋だけでなく(笑)、関帝廟媽祖廟に立ち寄ることをおすすめしたい。何だか観光案内みたいだが(笑)、私はこれが中国人の美意識かと半ば驚き、半ば感心したものだ。


またまた横道にそれてしまった(笑)。いよいよバスは大桟橋へ。ここはWEZARD vol.35の表紙の写真のロケ地である。

ところが時間がない・・・。降りるとSoffioの予約に間に合わなくなってしまう。まー、大桟橋は来やすいからと再訪を誓って、通過した(泣)。


100円バスは、(名所ということになっている)「横浜三塔」の脇を通り、桜木町へ。そこから横浜市営地下鉄に乗り「あざみ野」で下車。東急バスでSoffioへ向かう。何とか予定に間に合ってまずホッした。


店内の壁には以前来た時にはなかった坂井さんの描かれた絵が幾つかかかっている。ファンにはすぐわかるが、表示がないから一般の人にはわからないだろうな。こういうやり方はとても好ましい。
まだティータイムだったから、パスタ類はないということを私は知らなかった。こちらでパスタを食べるつもりで、DONではリゾットにしたのだが・・・(笑)。


「あざみ野」に戻り解散。駆け足のゆかりの地巡りだったが、大満足の1日であった。


(終わり)