Music Freak Magazine 10月号

Music Freak Magazine 10月号をやっと3軒目で手にいれた。

ZARD関連記事は前号同様寺尾広さん執筆の[Looking Back ZARD WORKS]vol.7だけのようだ。寂しいけれど、坂井泉水さんがご存命の頃でも記事がない号があったわけだから、仕方がないのかな・・・。


内容はシングルのカップリング(B面)曲のライナーノーツで、今号では1stから24thまでが掲載されている(両A面の11thは当然ながら入っていない。)。私はカップリングも良いことが優れたアーティストの条件のひとつだと勝手に思っているのだが、カップリングの良さに定評のあるZARDはまさにその典型ということになる。こうしてあらためて並べてみると壮観だ。


しかも、B面曲ではところどころに冒険的、あるいは実験的な楽曲があって、ややマニアックな(?)魅力を感じるが、それもB面曲ならではという気がする。それは坂井さんのチャレンジ・スピリットの表れであり、またB面だからといって決して手抜きをされなかったと努力の賜物なのだと思う。


寺尾さんのライナーノーツはいろいろ興味深いが、ここであまり具体的には書けないから、ひとつだけ書いておこう。
寺尾さんは「帰らぬ時間(とき)の中で」の間奏部にはビートルズのアルバム「サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」あたりを彷彿とさせる遊び心があると言われている。ちょっとピンと来なくて、「帰らぬ時間の中で」を聴いてみたら納得だったが(笑)、言われないとわからないなあ(汗)。



MFMは来年から会員制になるわけだが、店に置かないなら大きさで目立たせる必要はなくなるし、もしかすると郵送コスト面でも小さい方が有利かも知れない。小さい方が保存もし易いのでありがたい。もちろん、大切なのは内容だ。料金的には、どうしても年2000円で会報WEZARDが届くファンクラブの会費と較べてしまう。「Looking Back ZARD WORKS」は継続されるとのことで、それはそれで嬉しいのだが、有料化される以上、それ以外にも記事の充実を期待したい。そんな期待をこめて、4200円を払ってきた(笑)。
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