会報 WEZARD vol.46

会員からの質問に制作スタッフの皆さんが回答する「WEZARD大学」。
今回の第1回目は「デザイン・映像講座」で、座談の形で講師の高野さん、鈴木さん、そして伊藤さんが質問に回答されている。
「大学」の「講座」だから、もっとテクニカルな堅いものを勝手に想像していたのだが・・・(笑)。


個々の具体的な質問や回答には立ち入らないが、何よりも嬉しかったのは、坂井泉水さんのお人柄が偲ばれる、これまで知らなかった話が幾つか披露されていることだ。スタッフの皆さんの坂井さんに対する思いも伝わってきて、あらためて感動した。


鈴木さんと高野さんは、坂井さんのことを一緒に戦ってきた「戦友」のようだと言われている。この、あまり最近使われない言葉に少し驚いたのだが、その心情は良くわかる気がする。「戦友」か・・・。私が友人たちと共有した遠い夏を一瞬甦らせてくれた言葉だった。
アーティストとスタッフの関係は、一般にはビジネスライクなものなんだろうと思う。しかし「戦友」という言葉から強く示唆されるのは、人格的、同志的な結合を意味する共同体、それもクリエイティブな共同体があったということだ。スタッフから「戦友」と意識されるアーティストなんてそうは居ないだろうし、アーティストにとってすごく幸福なことなのではないだろうか。その共同体の中心に居られる坂井さんへの親しみのこもった最高のオマージュだろう。きっと坂井さんも喜んでおられるに違いないと思う。


回答されなかった質問も沢山あって(実は私の質問もそうなのだが)、それについては「いずれ改めて掲載を」考えているということなので、期待している。WEZARDのWEBの「放課後講座」でも良いけど、質問した方はいつまでも忘れないからね(笑)。


さあ、次は寺尾さんと島田さんの「エンジニア講座」だ。質問締め切りは12月31日で1人1問だから、じっくり考えないと・・・。あ、FLOWER GIFTとSMILE GIFTの締め切りも12月31日か。あんまりノンビリもできないなあ(笑)。


野口麻由さんのインタビューも、興味深いエピソードが載っていて楽しい。中でも坂井さんがポップガード(マイクの前の金魚すくい状の物体)を壊してしまった話は「チョーレシーブ」だね(笑)。ところで、島田さんがアドバイスされたストッキング製ポップガードでの録音は採用されたのかな(笑)?


会報には2010年のカレンダー申し込み書が同封されている。去年と異なった特典付きだそうで、こちらは12月4日が期限だ。
あと、会報に書いてあるURLで携帯用の画像をDLして待ちうけに設定した。ちょっと恥ずかしいのだけれど、ストラップもZARDだし、ま、いっか〜(笑)。