東京駅周辺のゆかりの地(4)

明治生命館」がZARDゆかりの地?初耳の人も多いと思う。実は私も昨年の秋に調べて初めてわかったのだ。「もう探さない」の裏ジャケの写真(写真15)は明治生命館の前で撮られたものである。

 写真15
私はこの裏ジャケも日銀かと思っていたが、どんなに探してもこんな扉は日銀に見あたらないのだ。隣の三井本館でもない。
それならネットで探すしかない。坂井泉水さんの後の扉はかなり古い洋風建築のようだから、それをヒントに片っ端から検索したが、扉まではっきり写っているのは意外とない(笑)。しかし、どうやら明治生命館らしいということがわかってきた。
それを確認しよう。


<行きかた>
明治生命館に直接行くならJR有楽町や地下鉄二重橋駅からが近いが、日本橋から安く行くとなると、以下のルートになる。時間的にも他の行き方と大差ないだろう。


日銀旧館の傍の例のA交差点から三井本館や三越とは逆方向へ。高速道路の方へ歩いて行く。常盤橋を渡り、大実業家渋沢栄一銅像を右手に見ながら直進し、JRのガード下を潜り、少し行くと交差点の右手に大きな赤いモニュメントが見えてくる(これが良い目印になる)。サンケイビルである。日銀から10分ほどだ。


 写真16
サンケイビルの前からメトロリンクの丸の内版「丸の内シャトル」に乗る。同じく無料である。http://www.hinomaru.co.jp/metrolink/marunouchi/index.html





















 写真17
「丸の内マイプラザ」バス停で下車すると明治生命館はすぐ前だ(写真17)。

















 写真18
この建物も重要文化財に指定されている(写真18)。




















<確認>
「もう探さない」の裏ジャケの写真に写っている扉は簡単に見つかった(写真19)。なお、この男性をモデルに「なりきり写真」を撮ろうとしたわけではない(笑)。
 写真19







 写真20
扉の特徴的な模様が一致するので、まず間違いないと思われる(写真20)。

ところが、明治生命館にはこれと同じ扉が2ヶ所あって、裏ジャケがどちらかまでは残念ながらわからなかった。


 写真21
私が行った時、扉はオープンされていてガッカリしたが、また暗くなってから再度チャレンジするとちゃんと閉じられていたのでホッとした(写真21)。

どうやら、扉は17時に閉じられるらしい。

日銀まで車で10分もかからないし、坂井さんの服装は表ジャケも裏ジャケも同じだから、おそらく同じ日に撮影されたものだろう。



さて、いよいよ次は今回のツアー(笑)の最終目的地、「東京国際フォーラム」だ。



<ちょっと寄り道:二重橋
明治生命館から二重橋まで歩いて10分とかからないが、実は私は行ったことがない。今回はこの写真22だけである(笑)。
 写真22


(つづく)