かけがえのないもの

ZARD かけがえのないもの

今日ZARDの「かけがえのないもの」を予約してきた。同時にMusic Freak Magazine をゲット。
「かけがえのないもの」について斉田さんのレビューが載っている。それによると、坂井泉水さんはこの歌をライブ後の「移動する車の中でこみ上げてくる感情を中心に全体を完成させていった」そうである。
ライブで泉水さん自身も高揚した充実感で満たされたことを伺い知ることができ、とても嬉しかった。そして、早くもそれが作品として形になったことも!
ライブ直後ということだが、この曲が初めてオンエアされた4/2の「恋するハニカミ!」より前になるわけだから、4/5の神戸ではあり得ない。3/9の東京でのライブの後なのだろうか。ということは、3/9から3月末までの短期間にハニカミ・バージョンはできたということになる。その間、リハもあるだろうし、アレンジやらレコーディングやら、大変なハードスケジュールだと思う。
ハニカミ直前までタイトルが決まらなかったように見えたのだが、そうではなかったようだ。斉田さんによると「本人曰く、曲を聴いた瞬間にまるでメロディが訴えるかのようにこのタイトルがこぼれ出てきた」そうだから。タイトなスケジュールのために、オンエア用の録音完成がハニカミ直前になったのだろう。タイトルが一応決まっていても、(「もっと近くで君の横顔見ていたい」の時もそうだったように、)楽曲が完成するギリギリまで推敲を重ねるのが坂井さんのスタイルなんだろうね。
さらに、そのハニカミ・バージョンも4/2と4/9は違っていたから、その間に取り直したのかも知れない。ただ、4/5には神戸、4/8は横浜だったから、取り直しではなく別テイクだったのかも知れないな。
CDバージョンは有線では流れているということだが、私はまだ聴けてないので何とも言えないが、ハニカミ・バージョンとはまた違うらしい。ということは、4/8横浜と4/30大阪のライブの間の期間にCDバージョンのレコーディングをし直したのだろうか・・・。その間、雑誌取材とか、PVとか、発売へ向けての仕事があったはず。とにかく、もの凄いエネルギーにはびっくりしてしまう。
いろんなことが集中するときというのは、その最中はいはば「無我夢中」(笑)なのだが、その充実感・達成感の残像は消えずに残るものだ。そしてそれは確実に後々の自信につながって行く。求めても中々得られるものではないし、人生でもそう度々あることではない、とても大切な経験だ。別に語呂合わせするわけじゃないが、こういう時間はかけがえのないものだと思う。私の残りの人生で、こうした時間はもう無いかもしれないと思うと、少し寂しいね・・・(笑)。