Sweat and Tears

ZARDのオフィシャル・サイトhttp://wezard.net/によれば、
フジテレビ系「感動ファクトリー!すぽると」テーマ曲集『すぽると!MEMORIAL〜Sweat and Tears〜』が9月29日(水)発売(¥2,500)だそうだ。わがZARDからは「瞳閉じて」が入る。既に告知されていた内容だと思うが、アルバム・タイトルが決定したということかな?

スポーツ番組だから、「Sweat and Tears」というネーミングはうなずけるが、私の場合、どうしてもBlood Sweat & Tears(BST:ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ)を連想してしまう(笑)。BSTは私の中で、かなり重要な位置を占めるロック・バンドなのである。

BSTのサウンドはホーン・セクションを大幅に取り入れた画期的なものだった。ジャズ・バンドがロックやってるって感じかな。私はジャズはどうもピンとこないのだが、BSTには抵抗はなかった。

比べることなんか無意味なんだけど(汗)、斬新さという点では、doaがお手本にしているCSNYよりBSTの方が上かもしれない*1。ブラス・ロックとしてはやや後発の「シカゴ」の方が人気があったけど、BSTの方がより洗練された感じがして、私は好きだった。もちろん、シカゴもよく聴いたけどね。

BSTのセカンド・アルバムは大傑作。大学時代の友人でZARDの横浜公演に行ったWからレコードを借りて、オープン・リールのテープ・デッキに録音して何度も聴いたっけ・・・。テープ・デッキが壊れて、テープも捨ててしまったけど。

エリック・サティの「ジムノペディ」も、当時はそれと知らずにBSTの演奏を良い感じだなと思って聴いていただけだったが、後でクラシックの名曲と知って「へぇー」と思ったり。

「ファイアー・アンド・レイン」も先にBST(3rd アルバム)で聴いて、後で「本家」のジェイムス・テイラーJT)のアルバムで出会って驚いたわけだし(笑)。

BSTでは、ライブに行けなかったのが今でも心残り。Wは行ったんだよなー。ちっきしょー(笑)。

・・・というわけで、思い出のロック・バンドのひとつではありました。

BSTについてちょっとググッてみた。
http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/blood-sweat-tears.htm

「ジムノペディ」by BSTの試聴は こちら

ジェイムス・テイラーについて
http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/j-t.htm

ジェイムス・テイラー(ファイアー・アンド・レインの訳詩あり)
http://plaza.rakuten.co.jp/ekatocato/26000*2

*1:CSNYとBSTのサウンドのスタイルは全く異なる。単に「斬新さ」という観点からだけの比較である。

*2:訳は正確だが、1箇所だけ遠まわしに言っているところがある。2行目の「スザンヌ 彼らの計画が君をつぶしたんだ」(Susanne the plans they made put an end to you)は、意味としては「スザンヌ 彼らの計画が君を死なせたんだ」ということだと思う。