ロバート・ジョンソン
「おぉーっ、あったあ〜!」
- アーティスト: ロバート・ジョンソン
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2004/03/24
- メディア: CD
- クリック: 105回
- この商品を含むブログ (46件) を見る
- アーティスト: ZARD
- 出版社/メーカー: ビーグラムレコーズ
- 発売日: 2006/05/10
- メディア: CD
- クリック: 21回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
そして最初に買ったのがこれ(笑)。
- 作者: 平本アキラ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/01/20
- メディア: コミック
- クリック: 16回
- この商品を含むブログ (88件) を見る
ロバート・ジョンソンを主人公にしたこの漫画の監修者がB-Gram Recordsに在籍しておられた永井"ホトケ"隆さんだということにも興味をそそられた。定価が666円、つまり悪魔の数字というのもしゃれている。これまで3巻出ているが、第1巻は、驚異的なスピードでギターの腕を上げたロバート・ジョンソンは十字路で悪魔に魂を売った引き換えにギター・テクを手に入れたに違いないという「クロスロード伝説」が生まれたあたりのことが描かれている。ある程度事実を踏まえて書かれているようで、少なくとも途中まではロバート・ジョンソンの伝記的性格を持っており、また黒人差別が当たり前だった当事のアメリカ南部の様子もうかがえて興味深かった。*1
ロバート・ジョンソンは多くアーティストからリスペクトされ、カバーされている。ローリング・ストーンズの「Love in vain」やクリームの「Crossroads」の元歌がロバート・ジョンソンだとは知らなかった。
The complete recordingsのライナー・ノーツから少しだけ引用してみよう。
キース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ):皆に伝えなくちゃいけない。「おい、こいつを聴いてみろ。人生をもっと豊かにしたいんだろ」とね。ブルースがどれほど素晴らしいものになり得るか知りたいって?だったらこれしかないぜ。
エリック・クラプトン:聴きはじめたら、他のものは全く聴かなくなった。25になるまで、ロバート・ジョンソンを知らない奴とは口をきかなかった。ほとんどそんな調子だったよ。・・・ロバート・ジョンソンほど徹底してソウルフルなものはどこにも見つからない。彼の音楽は今でも、人間の声で表せる限りにおいてもっともパワフルな叫びだと思う。」
ロバート・ジョンソンに対するエリック・クラプトンの傾倒ぶりは大変なもので、全曲ロバート・ジョンソンのカバーからなる「Me & Mr. Johnson」というアルバムまで出している。こちらは先週借りて聴いているところ。
- アーティスト: エリック・クラプトン
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージックジャパン
- 発売日: 2004/03/24
- メディア: CD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
確か坂井泉水さんはエリック・クラプトンのファンだったはずだから、このアルバムを聴いているかも知れないし、ロバート・ジョンソンも聴いているかもしれないな、なんて思ったりする。
いよいよロバート・ジョンソンの歌が聴ける。ゴールデン・ウィークの楽しみが増えた(笑)。
*1:第1巻だけでも読む価値はある。第2巻からは完全なフィクションになるから、続けて読むかどうかはそれから判断すれば良いと思う。