ZARD FOREVER!(3)

昨日の続きです。ネタバレがあるので、注意してください。


MCで大野愛果さんが紹介された。大野さんがピアノで「少女の頃に戻ったみたいに」を弾き始める。イントロの数音で今までこらえていたものがドッと溢れて涙腺が決壊。


「もっと近くで君の横顔見ていたい」は、思いをためて一挙に解き放つように歌い、衝撃を与えた2004年ライブの音源だった。
そして「瞳閉じて」。


次の「あなたにかえりたい」。ここでサイリウムを一斉に点灯するのだが、私は方法がわからず焦った。胴体の真ん中あたりを曲げるように力を加えると、中でポキッという感じがして、光り始める。


私にはこの曲の映像が強く印象に残っている。坂井泉水さんは黒いレースのロングドレスで、これにも驚いたが、少し高くなった円形の「台座」みたいなところに立ち、暗い地上部には小さな灯火が点々と置かれている。何と言うか、どうもうまい表現が無いのだが、私には、あえて言えば観音さまのようなイメージに映った。謎めいていて、少なくとも非常に象徴主義的なイメージだと思う。どうしてこんな映像が作られたのだろうか・・・。


私はサイリウムをなぜ「あなたにかえりたい」で使うよう指示があるのか、渡されたときは不思議だったのだが、その意味がわかった。この映像の地上の星のような光の点と客席を埋めるサイリウムの光の響きあいによって、悲しくも厳かな坂井さんへの追悼の気持ちが一つの明確な形になったのだから。


「I still remember」の後、MC。羽田ひろみさんの「My Baby Grand」のピアノソロと、「止まっていた時計が今動き出した」発売時の坂井さんの肉声コメントが流された。


今日はここまでです。中々進みませんね〜(笑)。