ZARD FOREVER!(4)
大阪追悼ライブ2日目、昨日の続きです。
ネタバレ満載なのでご注意ください。
「止まっていた時計が今動き出した」発売時の坂井泉水さんのオンエア・コメントを受けて、「止まっていた時計が今動き出した」の作曲者、中村由利さんが紹介された。でも歌ったのは坂井さんで、中村さんはバックコーラスに徹していた。続いて「サヨナラは今もこの胸に居ます」、「もう少し あと少し・・・」。
「こんなにそばに居るのに」ではスクリーン上でメンバーの名が順に紹介され、そのプレイする楽器の音が前に出てくる。コーラスも同じだったが、何人かの男声もひとりづつ、メインのボーカル部分(つまり坂井さんが歌うところ)を歌ったのにはちょっとびっくりした。
次に坂井さんの
♪Summer night 何台も車見送って
になるのだが、曲と映像を合わせるのは難しいと思うけれど、全く不自然さを感じさせない見事な切り替わりだった。それからのハードロックな展開は最初に書いたとおり。
「きっと忘れない」。音楽葬のパンフレットやオフィシャル・ブックのことが頭をかすめ、悲しくなる。そして次は「君がいない」かよ・・・。おー、何て曲順なんだ!
「心を開いて」。もうこの辺になると、坂井さんの声が、詞が染みてきて堪らなかった。
「Today is another day」。以前から好きだった骨太のロック。私にとってはZARDロックのKing of kings。2004年のライブで良さが見直された感があるけど、その真価を発揮したのは今日ではなかったか。これ一発で会場の雰囲気を変えてしまったのだから。
この曲が始まると、大賀さんに促されてためらいがちにクラップが始まった。悲しみで屈折していたファンの気持ちがふっ切れたのだろう、それが会場全体に広がるのに時間はかからなかった。
♪悲しい現実をなげくより 今 何ができるかを考えよう
スクリーンに映し出されたこの言葉。そうだ、悲しんでばかりではいけない。坂井さんから叱られた思いだった。
ようやく会場が一つになったところで「愛が見えない」、「マイ フレンド」。もうクラップが途切れない。そして、「Don't you see」。この映像は例の信号ぶら下がりPVのロケの、いわば裏側を撮ったもの。走ったり、大きな現地スタッフにハグされたり、かなり大変な?目に遭っている。
ここでサポメンは一旦退場・・・。
(次回へ続く)