グロリアス マインド

コナンで「グロリアス マインド」を聞いた。


坂井泉水さんの白鳥の歌(遺作)かと思うと、悲しみで胸が一杯になる。ZARDには悲しい曲、感動的な曲は多いけど、やはりこれほどリアルな悲しみを伴っている曲はない。この曲を聴くのは辛い。


録音は亡くなる1年以上も前だから、まさか死を覚悟してのことではないと思うが、体調不良の中でお母さんとスタジオに来られて録音したというのは異例だし、しばらくは来れないとの思いはあったのだろう。


そうした坂井さんの必死の思いを感じてしまうためだろうか、テレビから流れる歌声は深い悲しみに溢れているように聴こえる。


サビの録音はできたものの、坂井さんはスタジオに戻って完成させたいという願いを抱いて闘病生活を送っていたことだろう。さぞかし辛かっただろうな。


この曲はZARDの43rdシングルとして年内発売が決まっている。サビ以外は仮歌の英語詞しかないから、どうなのかな?と思っていたが、うまく日本語に訳されていて違和感がない仕上がりになっていたのには驚いた。


これは最後まで坂井さんが歌い続けようとした証しの曲だ。こんな感動的な曲を残してくれた坂井さん、ありがとう・・・。