音楽葬

先日、会社の先輩が亡くなったという知らせを受け取った。故人の遺志で事後連絡になったとのことで、既に通夜と葬儀は終わっていたが、ビックリしたことに、「音楽葬」だったという。


音楽葬というスタイルは坂井泉水さんのケースしか知らなかったのだが、調べてみると、読経のような宗教色抜きで故人の好きだった音楽で弔うという形で、一般にも広まりつつあるらしい。確かに、好きな音楽で送ってもらえたら最高だ。ただ、複数の葬儀が同時進行する葬儀社の○×会館のような場所では、音が出せないからできないようだ。


会社の先輩の場合は趣味のクラシックが奏でられていたことは想像がつく。私はZARDを流してもらおう。ただ、元気ハツラツ・ソングは合わないから、予め選曲しておかなければならない。いずれ遺言とともに音楽葬用CDを作っておかなきゃ、なんて結構マジに考えてしまった。