Music Freak Magazine2月号

今日、WEZARDが更新された。Music Freak Magazine連載中の「Looking Back ZARD What a beautiful memory 2008」は、3月10日発行の171号で終わり、172号からは新連載がスタートする予定とのこと。


新連載は楽しみなんだが、MFMは今年末で休刊になるそうだから手放しでは喜べない気分だ。ファンからすれば貴重な情報源だけに残念だが、会社からすれば広告宣伝費だから、絞り込みの対象になってしまったのかな。


元気がなくなるような前フリだが、2月号の「Looking Back ZARD What a beautiful memory 2008」のことを書いておこう。

今回は、完成間もない大阪の堂島リバーフォーラムでの昨年5月22日から25日までの4日間だ。
寺尾広さんは、ツアー全体を通じて音量は控えめにしてじっくり聴かせることに留意されたそうで、その背景となったコンセプトのようなものが書かれていてなるほどと思った。またセッティング等の工夫改良もかなり細かく述べられていて、ステージを支えるために陰でいろいろ努力されているんだなと感心させられた。


プレイヤーでは上木彩矢さん、森下志音さん、鈴木央紹さんのコメントがある。
ツアー初参加の上木さんは、ツアーメンバーやファンの「このライブを成功させよう」という思いがものすごい力でステージに伝わってきたという。
それは私にも(そして、おそらくライブに参加した人なら)良くわかる。それが坂井泉水さんの持つ力なのだと思う。


森下さんのコメントも興味深い。ナーバスになって坂井さんに支えてもらった日、一緒にプレイしていることに奮い立った日。ライブ中、坂井さんはステージに居て、声や歌声が日々違って感じたと言う。そしてライブを通じてZARDの楽曲のクォリティの素晴らしさに心を打たれ、音楽的にも成長することができた、と。


ジャズサックスプレイヤーの鈴木央紹さんは、自らの役割を果たし終えた自負と達成感に溢れたコメントを書いている。確かにライブではZARDの楽曲でのサックスの占めるポジションの重要性がより鮮明になったような気がする。


+   +   +   +   +


昨日、ZARD三回忌コンサート "What a beautiful memory 2009"のFCメンバー用の申し込み用紙が届いた。武道館の方は問題ないだろうが、キャパの小さい大阪は激戦だろうな。武道館のようなバカでかい箱と違って、MFM今月号で寺尾さんがおっしゃっているように音は良いのだろうけどね。