ブロンディ

3/27の「もうひとつのライブ」で坂井泉水さんが歌われたブロンディの1980年の大ヒット曲「Call me」。ブロンディ、実はなかなかZARDと縁の深い(?)存在なのである。


オフィシャルブック「きっと忘れない」にはこんなことが書いてある。
ZARDのデビュー時、初めての写真撮影では外見を「ブロンディのようにバンドっぽく」というのが長戸御大の指示で、「坂井さんは髪をアップにして、メイクもかなり濃く」、「キャミソールドレスにガーターベルト、黒いストッキング、ヒール、サングラス」を用意して撮影したが、ボツになった、と。同書P122。


あ〜、ボツになって良かったよ(笑)。坂井さん、言われるままに従うしかなかっただろうけど、あんまりだよねぇ。へたにハマッてたら・・・、と思うとゾッとする(笑)。
まー、ブロンディは女性ボーカルのデボラ(デビィ)・ハリーのためのバンドみたいなイメージだから、その点はZARDに似ているといえば似ているのだが。


それにしても、なぜ「Call me」を歌われたのだろう。きっと思い入れの深い曲なのだろうけど、私も大好きだったから、共通の趣味を感じたようでとても嬉しかったが、かなりZARDのイメージとは違う曲だから、当時は不思議な感じがしたことも事実なのだ。


しかし、同書によれば「Can't take my eyes off of you」はボーイズ・タウン・ギャング・バージョンだったが、「Call me」はブロンディ・バージョンではなくレゲエ調のアレンジだったという。レゲエ調・・・、ちょっと想像できないが、あまりZARDと違和感のないアレンジになっているのかもしれない。うーむ、ますます聴きたくなってきた(笑)。入念に準備されたライブなのだから、必ず音源は残っていると思うのだが・・・。


ブロンディの「Call me」 http://www.youtube.com/watch?v=aH3Q_CZy968