「Love is gone」のエピソード

綿貫正顕さんのブログに「Love is gone」制作のエピソードが書かれている。
それによると、綿貫さんが作ったデモテープによって坂井泉水さんが歌入れまで終わり、つまり完成版音源ができた後に、レコーディングに一切関わらなかった綿貫さんは初めて聴いたそうだ。そして綿貫さんは自分のデモテープでは「自分が思っているメロディ」が伝わらなかったことに気づかれたという。さすがに綿貫さんはすぐに言い出せず、一晩経ってから「皆が良い作品を作る為に一所懸命頑張っている」のだからと意を決してプロデューサーに電話したそうだ。そうした「物凄い恐縮な行程」を経て坂井さんに歌い直していただいたのだという。


サラリーマン社会では、いわば多忙な社長が原稿を吹きこんだ後、やり直してもらうみたいなものだね(笑)。少なくともこっぴどく叱られるところだ。綿貫さんの勇気は立派だと思う。
「Love is gone」、綿貫さんにとっては絶対忘れられない曲なのだろう。
http://blog.livedoor.jp/masaaki_watanuki/