WEZARD運営形態の変更について

昨日、WEZARDから「ZARDオフィシャルファンクラブ運営形態の変更のお知らせ」として、大変残念な発表がありました。


その骨子は:
1.(会報「WEZARD」に代えて)【WEZARDメールマガジン <仮称>(無料メール配信)】となる。
2.年会費制から無料メール配信登録制への移行期日は2011年5月末日とする。
3.納入済会費残の返金などの詳細は6月発行予定の会報52号(最終号)に記載する。
4.定期刊行物の発行・会員専用サイトログイン等の会員特典は順次終了する(「順次」終了すると微妙な表現になっているのは、6月以降のZARD/坂井泉水展の入場無料特典を念頭に置いているのかも知れません。)。
5.今回の変更は運営形態が【有料サービス】から【無料サービス】へ移行するのみであり、ZARDオフィシャルサイトが閉鎖されたり今後ZARD情報の発信自体がストップする・ZARDオフィシャルグッズが販売されなくなる、などというものではない。
というものです。


私としては、
会報「WEZARD」は廃刊し、無料のメルマガを発行する。
ZARDオフィシャルサイトは存続する(逆に言えば、会員サイトは廃止するということでしょう。)。
という点が特に重要だと思います(「WEZARD」廃刊はおそらく、経費、販促効果の希薄化(収益となる新商品が無くなる)、情報(ネタ)切れという要因にあるのではないかと私は考えています。)。


しかし、これでは会員・非会員の区別もありませんから、明記されてはいませんが、オフィシャルな「ファンクラブ」という組織は事実上存続できないでしょうね。ただ、考えてみると、「ファンクラブ」といっても、主に情報を有償で購入したり、優先チケット購入権を得るという受身の存在だったわけで、「ファンクラブ」という組織として何かするというものではなかったわけです。


私は昨夜、ショックでなかなか寝付けませんでした。会報「WEZARD」が無くなることだけでも残念でしたが、それ以上に「ファンクラブ」の在り方について十分検討されたのだろうか?という疑問があったためです。思いつくだけでも、「ZARDゆかりの場所を訪ねるバスツアー」とか、「スタッフの方々や、ゆかりのアーティストとの面談会」とかを実費で実施する・・・。「ファンクラブ」後援で「ZARDをリスペクトするバンド大会」とかもあったら嬉しいな。たとえ「WEZARD」が無くなっても個人のファンには限界があることを企画してもらえたら、素晴らしい「ファンクラブ」になるし、会費だって全然惜しくないのですが・・・。


ただ、これだけは書いておきたいと思います。
今回の決定は大変悲しく残念ではありますが、私を含めてファンのZARD坂井泉水さんへの想いは全く変わらないということを。