ZARD 坂井泉水展(新宿高島屋)その2

今日は大阪公演ですね。これでファイナルかと思うと、残念でなりません。
少し時間が取れたので、高島屋の展覧会の続きを書きました。


★「かけがえのないもの」カットソー(図録)。
亜麻色がかった茶色の衣装ですが、意外に肩が大きく開いていて、写真で下着の黒い肩紐が見えていることに気づき、思わずドキドキしてしまいました(笑)。この写真は図録にもあります。


★テーブルマナー教室用ノート(図録にはありません)。
開かれたノートの2ページ分だけ見ることができました。直筆歌詞のあの字が、講義を筆記するためなので丁寧さは多少損なわれているものの、小さな字でキッチリ書かれています。
そのページ部分では、フランス大使館の写真を見ながら説明を受けておられたようで、「テーブルクロスは食事後全部足までかたづける。」とあり、「*フランス人はあくなき追求をする」と付記されていて、自らの音楽への姿勢、覚悟と共通するものを感じられたのではないかと、とても興味深く思いました。
もうひとつ興味深かったのはテーブルセッティングのスケッチです。かなり丁寧に描かれていました。


★絵画7点(図録)
私が初めて見た絵が2点あったので驚きました。「ピエロ」の絵と「少女とハープ」の絵です。「ピエロ」は目がはっきり描かれておらず、「ピエロ」でありながら哀愁を醸しだした静かな佇まいの絵でした。「少女とハープ」はピンクのドレスに長い髪を束ね、パッチリとした瞳が印象的でした。若い頃の坂井さんを連想してしまったのは私だけでしょうか・・・。


ドライフラワー作品写真パネル(図録にはありません)。
幾つかの作品の写真がありましたが、とくに円環状の作品は(私ごときが言うのは僭越ですが)センスが光っているなあと思いました。また、鏡の前に置かれた1枚は写真撮影者も写っていて、顔は見えないのですが坂井さんだと思われました。恐らく他の写真も坂井さんが撮られたものなのでしょう。


★直筆歌詞5点(図録にはありません)。
<Oh my love>完成版(だと思います。以下同様です。)
<きっと忘れない>完成版
<I'm in love>「95.1.24現在」と書かれ、末尾に丸で囲んだ「泉」の字が。
<I still remember>完成版
<Ready Go!>曲名の上に「だりあ曲」と書かれ、「94.12.30」と書かれています。こんな年末まで仕事しておられたのですね。

なお、「負けないで」コーナーには有名な「負けないで」の原稿が展示されていました。
 

★ラブちゃんとグッズの写真(図録にはありません)。
坂井さんが撮影されたピンクのリボンをつけたラブちゃんと、そのグッズの写真です。可愛らしいラブちゃんとグッズの数々。坂井さんの溺愛ぶりが窺われ、微笑ましかったです。


私の滞在時間は予定を大幅にオーバーしてしまっていたので、長蛇の列のスタンプコーナーは泣く泣くパス。外のメッセージボードに書きこんで、2階のウェルカムゾーンのパネル展示を見てから高島屋を後にしました。充実した良い展覧会だったと思います。


(おわり)