鳥居坂での献花

高島屋新宿店の「ZARD 20th YEAR展」。これだけまとまって坂井泉水さんの縁のものを目にする機会は残念ですがもうないと思います(絶対に(?)実現することはないだろうフェルメールの全作品展よりも私にとっては価値がありました。)。充実感と寂しさを感じながら高島屋を出て、鳥居坂のBeingに向かいました。


六本木から歩いてBeingに。献花台に掲げられた坂井さんの写真と向き合うと、いろいろな思いが交錯して目頭が熱くなりました。
あなたにとって生きること、それは歌うことでしたね。4年前の今日、なぜそれが断ち切られてしまったのか・・・という不条理感に今も襲われます。でもあなたの歌は今もたくさんの人を励まし、勇気を与え、癒し続けていてくれます。かけがえのないものを与えてくださった坂井さん・・・、本当に、本当にありがとうございます。いつまでも私たちのそばに居てください。だから、お別れではありませんよ。
そして合掌し、祈りと感謝の気持ちを捧げました。


目を上げてふと見ると、献花の中に2つの絵が置かれています。のぞき込むと、その1枚は幸さんが描かれた絵ではありませんか!こういう形で坂井さんに捧げることができるなんてと、ちょっと羨ましかったです。(幸さん、せっかくの素晴らしい絵を映り込んだ照明が邪魔してすみません。)


記帳用ノートには次のように書きました。
坂井泉水
ただただ「ありがとう!」の気持ちで一杯です。
これからもずっとあなたの偉大さ、素晴らしさを語り継いでいけたら・・・と願っています。
ZARD FOREVER!
moon


実は高島屋のメッセージボードにも同趣旨のことを書いたのですが、時間が押していて少し慌てて書いたので、言葉がかなり抜けてしまいました(汗)。


私が献花会場に着いた時は、次々とファンが訪れていましたが、まだ並ぶ列はできていませんでした。少し後になると、列ができていて写真を撮ることもしにくかったようです。
私は2008年にも献花のため鳥居坂に来ましたが、その時に比べると今回はかなり簡素な印象でした。あらためて歳月の流れの早さを感じて寂しい気持ちで会場を後にしました。


恥ずかしいのですが、今日は素直に私の気持ちを綴ってみました。