秦野の香り

以前から行きたいと思いながらもまだ行ったことのない秦野とはどんな所なのだろうか。坂井泉水さんの母校、神奈川県立伊志田高校の校歌　http://www.ishida-h.pen-kanagawa.ed.jp/kouka/kouka.pdf　に謳われるように、秦野は丹沢山塊最高峰大山の麓に位置し、富士を臨み、多くの泉が湧き出る自然に恵まれた土地だ。

秦野については、以前、幸さんとspringwater1967さんからhttp://d.hatena.ne.jp/moon2/20101115のコメントでご紹介いただいた秦野の映像をご覧いただくのが早いだろう。
★Mt.Fuji from Hadano: Scenery of Hadano, Japan 3(slideshow) http://www.youtube.com/watch?v=3qok7aCd4xg
★富士を望む（小田急線秦野〜渋沢）前面展望　http://www.youtube.com/watch?v=j7pbav5BWqo
★Cherry Blossoms in Hadano, 2010: Scenery of Hadano, Japan 5 (Slideshow)　http://www.youtube.com/watch?v=afScPLRxUWU

坂井さんの学生時代にはもっと農業が盛んで、緑が豊かだったはずだ。坂井さんは人生で最も多感な時代である学生時代をこのような田園風景に囲まれて過ごされたということはとても重要だと思う。これが坂井さんにとっての原風景（心の故郷）ではないかと思うからである。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E9%A2%A8%E6%99%AF

学生時代だけでなく、デビューしてからもしばらくは坂井さんは秦野にお住まいだった。秦野から町田に転居された時期ははっきりとはわからないが、どんなに早くても「揺れる想い」や「負けないで」の大ブレーク後、アルバムで言えば「揺れる想い」（1993.7.10リリース）以後だと考えられる（それを裏付ける情報もある。また、ブレーク前にご両親に町田の家をプレゼントされるのは無理であろう。）。逆に言えば、少なくともアルバム「揺れる想い」までは（仕事の都合で都内にお住みだったことはあるかも知れないが）秦野にお住まいだった頃の作品、つまり、「秦野産」（笑）ということになる。

「ZARD Screen Harmony」秦野公演に関して皆さんに書きこんでいただいたコメントを拝読しながら、坂井さんにとって秦野は楽しい思い出や、苦い思い出が詰まった宝石箱のような場所であって、きっと作品に影響を与えているに違いないと感じた。そう思って聴くと、幾つかの楽曲から「秦野の香り」を感じ取れるような気がしてくる。

「秦野産」の作品の中から、とりわけ私が穏やかな秦野の「香り」を感じるのは「不思議ね…」、「Forever」、「遠い日のNostalgia」である。
また、後年の作品にも、例えば、「お・も・ひ・で」のように秦野の「香り」がする歌がある。たぶん、秦野の思い出、郷愁（ノスタルジー）は、坂井さんの歌の基層を成しているのだろう。私も早く坂井さんの心の故郷に行き、秦野の香りを感じたいものだと思っている。

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（お願い）
掲示板で幸さんがZARDの曲を小田急線渋沢駅（秦野市）の駅メロにするというご提案をしておられます。皆様から、ご意見、ご提案等をお寄せいただければ幸いです。
http://6713.teacup.com/zard/bbs/t18/l50