明石昌夫さん、テレビ(?)出演

今日、思ったより早く会報vol.50が来た。まだの人も多いと思うので、また後日書こうと思う。


今日は多くのZARDの曲のアレンジャーを務めた明石昌夫さんの話である。
明石さんが、「Infinite Colors TV」第3回にゲストとして登場、2時間以上も語っているのだ。もちろん、ZARD編曲や坂井泉水さんにまつわる話も出てくる。また、アレンジに関する専門的な話は私には理解不能だが(笑)、わかる人には興味深いだろうと思う(なお、「Infinite Colors TV」はテレビ放送ではなく、幾つかのアーティストがムービーをネットに公開して宣伝する活動のようである。)。


明石さん登場の第3回は、Chapter1からChapter9まであり、ZARDの話題はChapter2と3で出てくる(全部で2時間7分もあるので聞き漏らした可能性はある。他のChapterにも出てくるかもしれない。)。
http://infinite-colors.com/html/movie.html


以下、ZARD 坂井さんのトピックをすこし詳し目に要約しておこう。( )はmoonが補った部分。

Chapter 2

(坂井さんは)タモリさんが惚れてましたからね。・・・Mステって席順表があるんですよ。・・・だから必ず泉水ちゃん近くに居る(笑)。必ず坂井って書いてある。・・・タモリさんがえらい気に入ってたみたい。


手が回らなくなったんですよね。B'zツアー回ってるし、ZARDやってTボランやって、全部できなくてもう一人必要だっていって葉山君がやり始めて、それでも足りなくて池田君が。(この当時のアレンジャーは基本はこの3人だった、と。)


Q:この(Forever youまでの)アルバム・タイトル曲は全部明石さんのアレンジなんですよ。
A:そうそう。シングル(A面)は「負けないで」以外。一番売れたやつが葉山君なんですよ、たまたま。
Q:葉山さんのアレンジも好きでしたけどね。
A:っていうか、ほとんど一緒ですから。ビーイングの社長が、プロデューサーが僕のアレンジを気に入って、葉山君とか池田君とかに、僕のを聞いてその通りにやれと言われているんですよ。・・・だから、みんな一緒なんですよ。


(これはZARDに限った話ではないが)
ブラスはシングルに入れると明るくなるから、サビがすごく派手になってすごく売れそうな感じにはなるんですけど、ただ何でもかんでもブラス入れると、ちょっと話が違うんじゃないかと。曲想が一緒になっちゃうじゃないですか。
シングルにブラス入れたらちょっとキャッチーになるね、ということはあるのかもしれない。
(この他、シングル曲を明るくするためにブラスの代わりにベル系の音を入れたり、サビにシンバルを入れるとのこと。)


Chapter 3

僕は攻めのアレンジだから新人の頃から売れていくまではインパクトがあって良いが、売れてくるとうるさいんですよ。(ZARDのアルバム)6、7枚目以降になると、池田君のアレンジの方が全然良い。池田君ってすごく優しいアレンジをするから。ものすごい感情の細やかなね。


ある程度売れていくとインパクトっていうより良質のポップスになっていかなければならないじゃないですか。そうじゃないと聴いてて聴き疲れしちゃうし。


ZARDは)普通の女の子の歌にものすごいディストーション・ギターが入ってますからね。
Q:B'zと比べるとちょっと優し目にはなってますよね。
A:う〜ん、それは歌ってる人が彼女だからっていうだけで、基本サウンドは一緒なんですよ。アレンジは一緒ですよ。

(お願い)
他に坂井泉水さん、ZARDに関して述べられているところがあれば、書き込んでください。