ＺＡＲＤ坂井泉水展（高島屋新宿店）

今日で最終日となった高島屋新宿店で開催された「ＺＡＲＤ坂井泉水展〜坂井泉水の永遠の今〜」に行った。27日にも武道館へ行く前にも行ったのだが、ざっとしか見られなかったので。

まず、映像ミニシアターへ直行。ラッキーなことに整理券なしで入れた。1曲目は三回忌ライブと同様「きっと忘れない」。早くも涙腺が・・・。「遠い日のNostalgia」は昨日の日記の分類でいえば（１）で、拍手が入っていたから昨年の代々木のものだろう。

映像で驚いたのは「愛が見えない」。これは坂井さんがジープのような白い車を運転する映像に外国の道路映像を組み合わせた例のものだが、Tシャツの上に白地に紺のチェック柄のシャツを着た坂井さんが歌う短いシーンが少し入るのだ。私はこの服で歌われた映像は記憶になかったから驚いた。私の記憶なんていい加減だから既出なのかも知れないが（汗）。

シャツはたぶんこれだったと思う。時期的には同じ頃だろうから、この服で「愛が見えない」を歌われる映像があっても別に不思議ではない。

このシャツのシーンは3回あったが、全て短いので「愛が見えない」を歌われているのかはっきりしないが、私には映像と歌詞がシンクロしているように見えた。もしそうだとすれば、別の「愛が見えない」の映像があることになるのだが・・・。

約16分のミニシアターが終わり、展示ルームへ。去年の西武池袋との内容の主要な違いは、まず衣服の展示が増えていること。それと、Music Freak Magazine 1998年8月号のインタビュー記事原稿があったこと。この原稿は「質問状」というものものしいタイトルが気になったが（笑）、「運命のルーレット廻して」と「少女の頃に戻ったみたいに」に関するMFM側の質問に対して坂井さんが答える紙上インタビューだ。坂井さんは鉛筆で回答されておられ、ところどころに消しゴムで消した跡もある。ブランクのところもあったが、やや小さめの字で、丁寧に回答しようとされていることが良くわかるものだった。

自筆歌詞原稿は「負けないで」、「マイフレンド」、「かけがえのないもの」から増えておらず、残念ながら「O-226」の謎は解明できなかった。http://d.hatena.ne.jp/moon2/20080429

会場の外のメッセージボードは全部で13枚にもなっていた。各ボードには7行X18列=126個のメッセージが書けるが、11枚は完全に埋まり、最後の2枚も終了までには埋まりそうだった。私も短いメッセージを書いて会場を後にした。これで展覧会も最後か・・・。
暑い日の新宿の雑踏を歩くと、何だか異次元の世界へ行ってきたような感じがした。